
リモートワークのチームビルディング|結束を深める合宿の企画と進め方
「リモートワークになってから、チームの雑談が減った」
「メンバーの様子が見えにくく、相談が遅れることが増えた」
リモートワークのチームビルディングは、普段のオンライン施策と、年に数回の対面の場を組み合わせると効果を出しやすくなります。この記事では、チームを率いる部門長に向けて、オンラインとの使い分け、結束を深める合宿の組み立て方、合宿後に効果を続ける方法を解説します。
リモートワークのチームで起きやすい課題
リモートワークのチームで最も起きやすい課題は、コミュニケーションの不足です。
ライボの「2023年 リモートマネジメント実態調査」(20〜50代の社会人874人が回答)では、テレワークの課題として「上司や同僚とのコミュニケーション不足」が45.0%で最も多く、雑談ができないために相手の状況がつかみにくいという回答も36.2%ありました(出典:@IT)。
業務の連絡はオンラインでも取れます。一方で、「この人はどんなことを大切にしているのか」「今は相談してよいタイミングか」は、雑談がないと伝わりにくくなります。関係性が薄いまま仕事が続くと、相談や指摘をためらう場面が増えます。
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オンライン施策と合宿の使い分け

オンライン施策は関係を保つために、合宿は関係を深めるために使うと、それぞれの効果を生かせます。
・オンライン施策が向いていること
定期的な1対1の面談、朝会の雑談、チャットでの声かけなど。少ない負担で、毎週続けられます。
・合宿が向いていること
お互いの価値観を知る、チームの目標に全員が納得する、言いにくい課題を話し合うなど。長い時間を一緒に過ごし、食事や移動も含めて話す機会があるからこそ深まります。
たとえば、普段はオンラインで関係を保ち、半年に1回は合宿で顔を合わせるという組み合わせです。新しいメンバーが増えたときや、期の変わり目を合宿の時期にするとよいでしょう。
結束を深める合宿の組み立て方
リモートチームの合宿では、議論の量よりも、メンバーが話す機会の多さを優先します。
① 目的を一言で決める: 「お互いに気軽に相談できる関係をつくる」のように、合宿のあとのチームの状態を言葉にします。
② 事前に課題を集める: 出発前にアンケートを取り、「チームで話したいこと」を集めておきます。対面では言いにくい声も拾えます。
③ 雑談が生まれる時間を入れる: 予定を詰め込まず、移動、食事、散歩、焚き火など、自然に話せる時間を入れます。雑談を増やすことが、リモートのチームには特に大切だからです。
④ 選べる内容を用意する: 全員が同じ内容を楽しめるとは限りません。自分で選べる時間を作ると、参加しやすくなります。
選べる内容を取り入れた例が、ガイアックスの合宿です。2019年に軽井沢で行った1泊2日の全社合宿では、全員で参加する内容を半分未満にして、残りは焚き火を囲む対話やトレイルランなどから自由に選べるようにしました。プログラムは社員や関係者から募り、運営も任せた結果、参加者の満足度が上がり、運営の手間も減ったといいます(出典:ガイアックスの合宿は、なぜ参加者の満足度が高いのか?)。

リモートチームの合宿のスケジュール例(1泊2日)
1日目は関係づくりを、2日目はこれからの働き方の話し合いを中心にします。
1日目
⚫︎ 11:00 現地集合・昼食
⚫︎ 13:00 自己紹介(仕事で大切にしていることを話す)
⚫︎ 14:30 全員で体験プログラム
⚫︎ 17:00 体験の振り返り
⚫︎ 19:00 夕食・懇親会
⚫︎ 21:00 焚き火など、希望者で話す時間
2日目
⚫︎ 8:00 朝の散歩(自由参加)
⚫︎ 9:30 チームの課題の話し合い(事前アンケートをもとに)
⚫︎ 11:00 これからの働き方のルールづくり
⚫︎ 12:30 昼食
⚫︎ 14:00 解散
遠方のメンバーがいる場合は、全員が集まりやすい駅から近い場所を選ぶか、集合時間を遅めにしましょう。体験の選び方は「チームビルディング合宿の企画ガイド」で詳しく解説しています。
合宿後に効果を続ける方法
合宿の効果を続けるには、合宿で決めたことを普段のリモートの働き方に組み込むことが大切です。
① 決めたルールを文章にして共有する: 「相談は朝会で一言伝える」など、合宿で決めたことをチャットや社内の共有ページに残します。
② 1週間以内に振り返りをする: アンケートで感想を集め、オンラインで短い振り返りの時間を取ります。
③ 次に集まる時期を決めておく: 合宿の最後に次の時期を決めると、関係づくりを続けやすくなります。
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課題、人数、時期、予算を伺い、施設と体験を組み合わせたプランをご提案します。
・手配と契約・請求を一本化
施設、体験、移動の手配と各所との調整をまとめて行います。部門長や担当者は、チームで話し合う内容に集中できます。
よくある質問
リモートのチームで、合宿はどのくらいの頻度で行うとよいですか?
チームの状況によって変わります。半年に1回ほどから始め、メンバーの入れ替わりや期の変わり目に合わせて調整しましょう。
全国に散らばるメンバーでも実施できますか?
はい。全員が集まりやすい交通の拠点から近い場所を選ぶと、移動の負担を抑えられます。
チームの課題がはっきりしていなくても相談できますか?
はい。「最近チームの会話が減った」といった段階でもご相談いただけます。
相談や見積もりに費用はかかりますか?
相談・見積もりは無料です。
まとめ
リモートワークのチームビルディングでは、普段はオンラインで関係を保ち、合宿で関係を深める組み合わせが効果的です。合宿では議論を詰め込まず、メンバーが話す機会を増やしましょう。
- オンライン施策は関係を保つため、合宿は深めるために使う
- 事前アンケートで、話したいことを集める
- 移動や食事など、雑談が生まれる時間を確保する
- 合宿で決めたことを、普段の働き方に組み込む
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