メンバー同士の信頼関係やコミュニケーションを強化し、より良いチームワークを実現するために必要なチームビルディング。
さまざまな研修やワークショップがありますが、今回はその中でも特にユニークな事例を紹介します。
自然の中で立ちどまり、対話するネイチャー・ダイアログ
オフィスから離れた大自然の中に入ることでいったん立ち止まり、体験や対話を通してメンバー間の心理的安全性を高めるネイチャー・ダイアログ。
この研修では、まずグループ全体で自然の中での体験活動(登山やカヌー、ブッシュクラフトなど)を行い、自然を感じるアクティビティを通じて少しずつ感覚を開いていきます。
その後はたき火を囲みながら対話の時間。ゆらめく炎には心が安らぐ効果があると言われ、日頃なかなか話す機会のないメンバーの価値観や思いなどを共有することができるでしょう。
対話のあとは現実の課題に落とし込み、議論を進めていきます。豊かな自然環境とこれまでのプロセスによって、グループが抱える問題解決の助けとなるだけでなく、グループとしての一体感アップも期待できそうです。
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戦闘型チームビルディング研修
「戦闘型チームビルディング研修」は、元陸上自衛隊員の組織コンサルタントが、激しく変化する状況の中で目的を見失わずに自走して行動できるチームを作っていけるように考案した、ラジコン戦車やレーザー銃を使った参加型の研修プログラムです。
この研修では、模擬戦闘を通してリーダーシップや問題解決能力を養うことができます。実施場所は屋外はもちろん、オフィスや会議室でも開催可能。
現状のチームワークの課題の発見から実際にチームワークが良くなっていくまでの過程を体感できるので、本質的な学びが得られます。非日常的な体験を通じて、実際の業務にも役立つスキルを学べる点が特徴です。
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料理でチームビルディング
さらに一風変わったものとしては、料理をツールにしたチームビルディングもあります。
この研修では、参加者が一緒に料理を通じて物事を達成しコミュニケーションを深めることを目指します。
例えば、料理5品を同時に調理、同じ時間に仕上げるには、段取りを組む必要があり、複数の調理工程を同時進行する必要があります。そこでチームミッションを“レストランの様な仕上がりの料理”と設定したとしたら、そのミッションの達成に向けてタスク(調理工程)を整理し、仕上がり時間を逆算(タイムマネジメント)して段取りを組み、役割分担をして取り組むことでチーム力を高めていきます。
一緒に作る料理をつくり、食べることで、参加者同士の距離もぐっと近くなりそうです。
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ユニークな研修を取り入れて、組織力を高めよう
いかがでしたでしょうか。チームビルディングにはさまざまなやり方があり、組織の状態にあわせて選ぶ必要があります。
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